ChatGPTとClaudeの違い|両方を仕事で毎日使う50代が、料金・無料でできること・学習設定を公式情報で比べました

公開:2026年10月20日更新:2026年10月20日

運営:INTEGRATE DESIGN(自動車部品の設計受託を行う個人事業。経営と設計の仕事で、生成AI(Claude・ChatGPTなど)を日常的に使っています)|検証方法

机に並べたパソコンの画面を見比べる50代の男性のイラスト

このサイトを運営している私は、50代です。製造業で設計の仕事を20年以上続けてきて、今は個人で設計の受託と事業の立ち上げをしています。

仕事では、ChatGPTとClaudeの両方をほぼ毎日使っています。打ち合わせの議事録、資料のたたき台、Excelの数式、海外とのやり取りの翻訳。どちらにも同じような仕事を頼めます。

この記事では、私の好みではなく、料金・無料でできること・学習の設定を各社の公式ページで確かめて比べます。最後に「まずどちらか1つ」の選び方も書きます。

ChatGPTとClaudeは、何をする道具か

どちらも、日本語で話しかけると文章で答えてくれる「対話型のAI」です。作っている会社が違います。

ChatGPT Claude
提供会社 OpenAI(米国) Anthropic(米国)
使える場所 ウェブ・デスクトップ・スマホ ウェブ・デスクトップ・スマホ
日本語 使える 使える
無料で始められるか 始められる 始められる

できることの大枠は似ています。違いが出るのは、料金の段階、無料版の範囲、データの扱いの設定です。

料金の比較(個人向けプラン)

2026年10月20日に各社の公式ページで確認した内容です。料金や内容は変わることがあるので、申し込む前に必ず公式ページを見てください。

ChatGPT Claude
無料プラン あり あり(0ドル)
安い有料プラン Go:米国では月額8ドル(国によって現地通貨の価格) なし
標準の有料プラン Plus:月額20ドル Pro:月額20ドル(月払い)/月17ドル相当(年払い)
上位プラン Pro(月額100ドルからの段階あり) Max:月額100ドルから
公式ページでの日本円表示 今回は確認できず なし(ドル表示のみ)

ChatGPTの料金ページは、見る人の地域によって表示が変わる作りになっていて、今回は日本円の金額を公式ページで確かめられませんでした。日本円で表示される場合もあるので、実際の金額は申し込み画面で確認してください。ドル建ての場合は、為替によって毎月の円の金額が変わります。

最初から上位プランは要りません。毎日長い資料を扱うようになり、無料版の回数制限に何度もぶつかるようになってから、月20ドルのプランを検討すれば十分です。

無料でできること

各社の公式料金ページに書かれている、無料プランの主な内容です。

ChatGPT 無料版 Claude 無料版
文章でのやり取り できる(テキストチャットは無制限。不正利用防止の対策あり) できる
ファイルを渡す できる(上限あり) できる
ウェブ検索 できる できる
会話をまたいだ記憶 あり(上限あり) あり
画像の作成 できる(制限あり) 記載なし
音声での会話 できる(上限あり) 記載なし
その他 Deep Research(上限あり) ファイルの作成、コードの実行、アプリやツールとの連携、Artifacts

議事録の整理、メールの下書き、Excelの数式、翻訳といった普段の仕事なら、どちらも無料版で試せる範囲です。有料版にすると、使える回数や機能が広がります。

なお、ChatGPTの安いプラン「Go」は、公式ページに「広告が表示される場合があります」と書かれています。

仕事で使う前に必ず見る「学習の設定」

ここが一番大事です。どちらも個人向けのプランでは、入力した内容がAIの改善(学習)に使われる設定が用意されていて、自分でオフにできます。

ChatGPT Claude
設定の場所 設定 →「データ コントロール」 設定 →「プライバシー」
項目の名前 「すべての人のためにモデルを改善する」 「AIモデルの改善を支援する」
オフにすると 新しい会話は学習に使われない 新しいチャットは今後の学習に使われない
注意点 オフにしても、チャット履歴には残る すでに始まっている学習・学習済みのモデルからは外れない。安全上の確認で使われる場合がある

ChatGPTのヘルプには、個人向けのFree・Plus・Proではデータ共有が初期設定で有効になっていると書かれています。仕事で使うなら、登録したらまずここを確認してください。

それでも、取引先の名前や社内の数字をそのまま入れないのが基本です。会社員の方は、会社のルールで使ってよいAIが決まっていることもあるので、まずそちらを確認してください。

私が両方で頼んでいる仕事

どちらのAIでも頼んでいる仕事は、次のようなものです。詳しいやり方はChatGPTの仕事での使い方に書きました。

仕事 頼み方のポイント
打ち合わせの議事録 文字起こしを渡し、「決まったこと・宿題・期限」に整理。「文字起こしにないことは書かない」と付ける
資料・計画書のたたき台 骨組みだけもらい、言葉は自分で書き直す
Excelの数式 やりたいことを日本語で書く
海外とのやり取りの翻訳 訳した文章を日本語に戻してもらい、意味や数字がずれていないか確かめる
調べもの 「出典のURLも付けて」と頼み、公式ページを自分で開く
小さな道具づくり レシートの読み取りなどの道具や、このサイトはClaudeを使って作った

どちらを使っても、AIはもっともらしい数字を出してくることがあります。私もこれで失敗しました。数字・固有名詞・日付・出典は、必ず元の情報で確かめてください。この点は、ChatGPTでもClaudeでも変わりません。

Geminiはどうなのか

もう1つよく名前が出るのが、GoogleのGeminiです。こちらも無料版があり、有料版は日本円で表示されています(たとえばGoogle AI Proは月額2,900円)。普段からGmailやGoogleドキュメントを使っている人は、候補に入れてもよいと思います。

ただ、3つを同時に覚えようとすると、どれも中途半端になりがちです。まずは1つに絞るのがおすすめです。

まずどちらか1つ、の選び方

こんな人は 選ぶなら
周りの同僚・知人がChatGPTを使っている ChatGPT(聞ける人がいるのが一番の近道)
安い有料プランから試したい ChatGPT(Goという安いプランがある)
長い資料を読ませて、たたき台を作ることが多い どちらでもよい。両方の無料版で同じ資料を試して決める
会社で使ってよいAIが決まっている 会社の指定に従う
どれも当てはまらない どちらでもよい。名前を聞いたことがあるほうから

正直に言うと、最初の1つはどちらを選んでも大きな失敗にはなりません。差が出るのは、選んだあとに毎日使うかどうかです。

最初の1週間でやること

  1. ChatGPTかClaudeの無料版に登録する
  2. 学習の設定(データ コントロール/プライバシー)をオフにする
  3. 今週の打ち合わせのメモか、書きかけのメール1本をAIに整えてもらう
  4. 同じ頼みごとを、もう一方の無料版にも試してみる

4つ目をやると、自分の仕事に合うほうが自然と分かります。

独学で続けるか、講座で学ぶか迷ったら、こちらも参考にしてください。

よくある質問

ChatGPTとClaude、無料版だけで仕事に使えますか?

議事録の整理、メールの下書き、Excelの数式を聞くくらいなら、どちらの無料版でも始められます。回数の制限に何度もぶつかるようになったら、月額20ドルの有料プランを検討すれば十分です。

両方に課金する必要はありますか?

最初は必要ありません。まず1つを無料版で使い込み、足りなくなったほうだけ有料にするのがおすすめです。もう一方は無料版のまま、比べたいときに使えば足ります。

日本円だといくらですか?

Claudeの公式料金ページはドル表示のみでした。ChatGPTは地域によって表示が変わり、今回は公式ページで日本円の金額を確認できませんでした。申し込み画面に表示される金額で確認してください。

入力した内容がAIに学習されないようにできますか?

できます。ChatGPTは設定の「データ コントロール」、Claudeは設定の「プライバシー」から、学習に使う設定をオフにできます。それでも、社外秘の情報はそのまま入れないのが基本です。

出典(2026年10月20日確認)

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